病棟・病室について

A1病棟

病床数 30床(保護室8床、個室14床、4床室8床)
看護基準 10:1、精神科救急入院料病棟(スーパー救急病棟)

 

精神運動興奮が激しい状態など緊急性の高い患者さんを対象とした精神科救急入院料病棟(スーパー救急病棟)です。24時間体制で積極的に患者さんを受け入れています。病棟は個室を主体に構成され、広い中庭やリビングを備え落ち着いた治療環境の提供に努めています。さらに入院早期より心理教育など、数多くの集団精神療法を取り入れながら、3ケ月以内のより早い社会復帰を目指しています。

 

A2病棟

病床数 40床(保護室5床、個室23床、4床室12床)
看護基準 10:1、精神科救急入院料病棟(スーパー救急病棟)

 

急性期および重篤な患者さんを対象とした精神科救急入院料病棟(スーパー救急病棟)です。随時救急患者を受け入れており、3ヶ月以内の社会復帰を目指し治療を行っています。また、十分な休息と保護を目的とした安全・安楽な療養環境を提供すると共に再発予防のための心理教育、作業療法など治療目的に合わせて導入し、入院時より退院に向けた取り組みも行っています。

 

B1病棟

病床数 55床(保護室1床、個室10床、4床室44床)
看護基準 15:1、認知症および慢性期精神疾患治療病棟

 

認知症および急性期を過ぎた患者さんを対象とした病棟です。認知症患者さんの病棟内活動は離床や筋力低下などのリハビリテーションを目的に、様々なグループ活動を行っています。また、急性期を脱した患者さんに対して作業療法を行いながら回復に向かって療養できるような環境を提供しています。

 

B2病棟

病床数 55床(保護室1床、個室10床、4床室44床)
看護基準 15:1、結核・身体合併症および慢性期精神疾患治療病棟

 

結核および身体合併症を有する患者さんと急性期を過ぎた患者さんを対象とした病棟です。結核病床は、「結核患者収容モデル事業」の要件を満たした陰圧空調などを整備して治療にあたっています。身体合併症病床では、内科的な治療が必要な患者さんや高齢者の方が安心して療養できるように心がけております。
また、急性期が過ぎた患者さんは、心理教室や作業療法などの活動を通して、社会復帰がスムーズに行えるよう支援して行きます。

 

C1病棟

病床数 60床(保護室1床、個室11床、4床室48床)
看護基準 15:1、アルコール依存症および回復期治療病棟

 

回復期及びアルコール依存症の患者さんを対象とした病棟です。回復期治療では、退院に向けて他職種との連携の下、各種リハビリプログラムを実施しそれぞれの回復過程に沿った支援をしています。
アルコール依存の治療は、8週間のアルコールリハビリプログラム(ARP)による認知行動療法や集団療法(Zeroの会),作業療法を取り入れながら断酒教育を行っています。

 

C2病棟

病床数 60床(保護室1床、個室11床、4床室48床)
看護基準 15:1、回復期および社会復帰治療病棟

 

社会復帰病棟として急性期を過ぎた患者さんがスムーズに社会復帰できるように、社会生活技能訓練や心理教育・うつ病の集団認知行動療法などのリハビリプログラムを提供しています。
また、再発予防に向けた病気やお薬についての勉強会を実施、社会資源の活用方法など退院後の生活をイメージした生活指導を行い、早期の社会復帰支援をしています。