ふくおかDPAT
2019年3月4日、福岡県庁において災害派遣精神医療チーム「ふくおかDPAT」の派遣に関する協定を締結しました。
「DPAT」とは、自然災害等が発生した後、被災した精神科医療機関に対する支援や被災者の心のケアへの対応等を行う精神科医師や看護師等で構成される専門的なチームであり、今回の締結により福岡県内の締結先からの職員派遣を可能とし、発災直後から中長期にわたる精神保健医療の支援体制を福岡県全体で整備するものです。
当院はこれまでも、東日本大震災や熊本地震あるいは九州北部豪雨災害時には県と連携し、医師や職員の派遣を行ってきましたが、今回の協定締結により新たに県内125の精神科病院等が加盟する福岡県精神科病院協会、九州大学、福岡大学、久留米大学、産業医科大学の各大学病院が加わり、より災害に対する連携の強化が図れるものとなります。
これからも当院は、福岡県の精神保健医療に対する積極的な貢献を行いたいと考えています。