アルコール症スクリーニングテスト(AUDIT)
このテストはWHO(世界保健機構)が問題飲酒を早期に発見する目的で作成したものであり、世界で最もよく使われています。
10項目の質問の中から最も近いものを選んで、下の【計算】ボタンをクリックしてください。
その合計点数でアルコール依存症の危険性を診断します。
アルコール症スクリーニングテスト(AUDIT)の評価
15点以上 | 8 ~ 14点 | 0 ~ 7点 |
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アルコール依存症の疑い | 危険の高い飲酒 | 危険の少ない飲酒 |
15点以上:アルコール依存症の疑い
アルコール依存症の疑いがあるため、治療が必要と思われます。
飲酒の悪影響は、健康だけではなく、家庭や職場での生活にもおよびます。一日中お酒を飲んで過ごしたり、お酒の事ばかり考えていませんか。
身体にもさまざまな問題を抱えているかもしれません。一度当院にご相談ください。
本人だけでなく家族の相談も受け付けています。
8~14点:危険の高い飲酒
いまの飲み方を続けていると、あなたの健康や社会生活に影響が出るおそれがあります。
適度な飲酒の目安は1日1単位まで。多い日でも2単位は超えないようにし、週に2日は休肝日を作りましょう。
ただし、高血圧・糖尿病・糖質異常症・肝機能障害などの生活習慣病がある場合は、飲酒が病状を悪化させる恐れがあります。2週間の禁酒をして、お酒が体に与えた影響を確かめてみましょう。
0~7点:危険の少ない飲酒
今のところ、危険の少ない飲み方です。
今後も飲酒する場合は、1日1単位まで。多い日でも2単位は超えないようにし、週に2日は休肝日を作るなど、健康的なお酒との付き合いを心掛けてください。
問い合わせ先
福岡県立精神医療センター太宰府病院
TEL: (092)-922-3137 FAX: (092)-924-4060