医療安全管理室

医療安全管理室は、当院の医療安全管理体制の更なる充実や安全管理を推し進める目的から、2012年4月に設置されました。
患者さんが安心して治療が受けられる環境整備や職員が安全な医療を提供できる組織づくりを目標に、これからも取り組んでいきたいと考えています。

インシデント・アクシデントレポートとは

医療の安全を向上させるためには、「ヒヤリ、ハット」したインシデント事例や予期しない状況や、望ましくない事態が生じたアクシデント事例を充分に調査分析して、必要な情報や認識を病院全体で共有することが重要です。
医療安全管理室では、全職員に対してインシデント・アクシデント事例が発生した場合、報告書(レポート)を速やかに提出するようにお願いしています。
収集された報告情報は、関係した当事者の責任を追及するのではなく、業務手順や情報伝達、連携不足などの要因や職場環境といった組織的要因に分類し、再発防止に役立てるように用いられます。

 

医療安全管理室の業務内容

  • 医療安全管理委員会で用いられる資料及び議事録の作成及び保存。その他、医療安全管理委員会の庶務に関すること。
  • 医療事故等に関して診療記録等への記載が正確かつ十分になされていることの確認と、これに必要な指導を行うこと。
  • 患者や家族への説明等、事故発生時の対応状況についての確認と必要な指導を行うこと。及び事故発生時における初動対応(指示・指導)に関すること。
  • 事故等の原因究明が適切に実施されていることの確認とこれに必要な指導を行うこと。
  • インシデント・アクシデントレポートの調査、分析、評価及び指導に関すること。
  • 医療安全に関わるマニュアルの作成、見直し、整備に関する助言指導。
  • 医療安全管理委員会及び事故対策緊急会議への事故対応及び医療安全に関する報告並びに提言。
  • 医療安全に係る連絡調整に関すること。